オプション

ウッドデッキのおしゃれな目隠しフェンス実例。メリット・デメリットや施工のポイントを紹介

ウッドデッキのおしゃれなフェンス施工のポイントオプション

目隠しや転倒防止のため、ウッドデッキにフェンスを取り付けたいと考えている方も多いことと思います。

しかし、一言にフェンスと言っても様々な種類のフェンスがあります。いざフェンスを購入しようとした時にどれを選んで良いのか迷ってしまうこともあるかもしれません。

フェンスには種類に応じた特性やメリット・デメリットがあるため、いい加減に選んでしまうと後で後悔する羽目になりがちです。

本記事では、ウッドデッキのフェンスの種類ごとの解説、フェンスを取り付けることのメリット、フェンスを選ぶ時のポイントなどを分かりやすくまとめました。

info飛ばし読みするにはこちら(下に目次もあります)

ウッドデッキフェンスのおしゃれな施工事例

ウッドデッキにフェンスを組み合わせると、どのような感じになるのでしょうか?Pinterestに投稿されている写真の中から、おしゃれなウッドデッキフェンスの例をいくつか紹介します。

フェンスにはいろいろな種類があり、雰囲気が大きく変わることがお分かりいただけましたでしょうか?フェンスは目隠しなどの機能とともに、あなたのウッドデッキを美しく彩ってくれる存在でもあるのです。

その他のウッドデッキフェンスの事例については、当サイトのPinterestのボードにまとめてあります。よければこちらもどうぞ。

ウッドデッキのフェンスの種類と、メリット・デメリット

ウッドデッキのフェンスは、大きく分けて以下の3種類があります。

ここでは、それぞれのメリット・デメリットについて、簡単に解説していきます。

横張りフェンスは比較的安くできて、一般的

横張りフェンス(ボーダーフェンス)は設置した時に板が横向きに張られる形になるフェンスの事です。

横張りフェンスは縦張りフェンスで必要な外枠を付けなくてよいため、構造がシンプルです。構造が単純な分お値段が控えめの商品も多く、DIYをする場合でも材料費を安くできます。

デザイン的に癖がなく価格も控えめなので、ウッドデッキのフェンスとしては広く一般的に利用されている種類です。

子供などが登ってしまいやすいというデメリットもありますが、板の間隔を狭くするなどすれば安全性が高まります。

横張りフェンスは庭が広く見える視覚効果もある

横張りフェンスの隙間から外を覗くと、景色が横に伸びている印象を受けます。庭が広くなったような視覚効果があるため、ウッドデッキにいる時の解放感が増します。

また、横張りのフェンスは外観的に柔らかなイメージを持たれやすいので、ウッドデッキを牧歌的なほのぼのとした見た目、かわいらしい見た目にしたい人にピッタリなデザインです。

縦張りフェンスはスタイリッシュな印象で、子供がいる家庭でも安心

縦張りフェンス(ストライプフェンス)は見る人にシュッとした引き締まった印象を与えます。

スタイリッシュでモダンなウッドデッキにしたい人は、縦張りフェンスを選ぶのがおすすめです。

また、横張りフェンスと違って板に足をかけて登ることができないため、お子さんが誤って転落してしまうようなトラブルも未然に防げます。

また、高いフェンスを設置しても日光を遮断しにくいという特性もあります。

雨水や汚れも溜まりにくい

縦張りフェンスに雨水や埃が降ってきたとしても、板が縦向きになっているため雨水などがフェンスの上に溜まってしまうことがほとんどありません。

フェンスに汚れが付きにくく掃除の手間も少なく済むので、メンテナンスも楽ちんです。

雨濡れに強いため、天然木製のフェンスでも腐敗しにくく長持ちしやすいのも大きなメリットと言えるでしょう。

ラティスフェンス(格子状)はおしゃれなカフェのような印象

ラティスフェンスはバッテン上に格子を組んだ形のフェンスの事です。

カフェのパーテーションなどによく使われる形状で、和風・洋風、アジアンテイストなど、様々なテイストのウッドデッキにマッチしてくれます。

ラティスフェンスを付けるだけでもウッドデッキがパッと華やかになるので、ウッドデッキの見た目にこだわりたい人に特におすすめです。

格子の目が多いため、小物などを引っ掛ける場所が多いのも良いところですね。

プランターを吊り下げて目隠し性能アップ

ラティスフェンスはその形状から風通しがよく、太陽の光を遮ることが無いためデッキ内が明るくなるのも良いところです。

ただし、その分目隠し性能はイマイチなので、植物で飾ったりフックでプランターを取り付けるなどして目隠し性能を高めてみましょう。

背の高いフェンスにしても自宅やお隣の日照を妨げることなく肝心なところだけ隠せるので、ご近所トラブルを避けつつプライバシーもしっかり守ることができますよ。

ウッドデッキにフェンス(塀、壁)を作ることの6つのメリット

ウッドデッキのフェンスには、以下の6つのメリットがあります。

上記のメリットについて、以下で分かりやすく解説していきます。

目隠しになる

ウッドデッキにフェンスを取り付けることで、お隣さんや通行人からウッドデッキ・室内を覗かれにくくできます。

横張りフェンスは一定の高さから見た場合の目隠し性能に優れており、止まっている人、例えばお隣の家の窓や庭からの目隠しに向いています。

続いて縦張りフェンスは斜めから見た場合に目隠し性能が最大に発揮され、通行人や車などの動いている者からデッキ内・室内を隠すのにピッタリです。

一方、ラティスフェンスは目隠し性能が低く、どちらかと言えばおしゃれ感覚・落下防止のために設置する物といった感じでしょうか。

フェンスの隙間が小さいものほど目隠し性能が高い

フェンスの隙間が小さいフェンスほど目隠し性能が高くなります。

その代わり風通しや日照は悪くなってしまうので、その辺りのバランスをよく考えながらフェンス選びを行うのがポイントです。

小さな子供やペットの落下防止になる

ウッドデッキはアルミ製の骨組やブロックで作った土台の上に床板を敷いて設置します。

庭の地面より高い場所にあるため、フェンスが無いと小さなお子さんやペットがデッキから落下してしまう危険性があります。

子供やペットが登れない程度の高さのフェンスを設置することで落下事故を防げます。大切な家族の安全を考えるならフェンスは必ず設置しておきたいところです。

注意していても、予測不能なことが起きるのが子育て(フェンスで囲えば事故は防止できる)

どんな方でもお子さんの動きには細心の注意を払っているはずです。

しかし、小さな子供は予測不能な動きをすることがあり、常に事故の危険が潜んでいます

たとえば、Twitterでは以下のような事故例と注意喚起がされています。

注意はされていたと思いますが、取り合いを収めるために必死になっていたときに、とっさに起きてしまった事故のようです。

命に別条がなくて何よりですが、このような危険は子供がある程度大きくなるまで頻繁にあると思います。

もしフェンスがあれば、このような事故を物理的に防止できます。小さなお子様がいる方は、フェンスの設置を第一に考えることをおすすめします

ネットを張るのもおすすめ

横張りフェンスやラティスフェンスを設置する場合、子供が登れないようにフェンスにネットを張るのもおすすめです。

フェンス全体に張る必要はなく、子供の脚の届く範囲だけ張ればOK。フェンスの隙間を塞ぐことでペットの脱走なども防げて一石二鳥ですよ。

布団干しや洗濯物干しに使える

ウッドデッキのフェンスはベランダの柵のように布団を干す台としても重宝します。

物干し台があればもちろん洗濯物も干せますし、最近はウッドデッキのフェンスに取り付けるタイプの物干し台も販売されています。

フェンスに着けるタイプの物であれば狭めのウッドデッキでも邪魔になりませんし、タープ(屋根)を付けることで雨の日にだって洗濯に困ることはありません。

おしゃれな雰囲気になる

フェンスがないウッドデッキも縁側の延長みたいでそれなりに趣はあるのですが、やはり外から見て床板が丸出しになっているよりは、フェンスで囲まれていた方がおしゃれに見えます。

さらに季節のお花や植物などを飾ったり、クリスマスシーズンには電飾でイルミネーションを楽しんだりと、人によって多種多様な楽しみ方があります。

シンプルなフェンスでもカラーリングや形、飾りつけなどによって個性が出せるのも良いところですね。

防犯効果がある

空き巣は家に侵入する前に外から室内の様子などの下見を行うことが多いそうです。

そうやって住人がいなくなるタイミングを計っているわけですが、フェンスで目隠しをしてしまえば満足に室内の様子を伺うことができません。

ウッドデッキにフェンスを設置することは、室内を見えにくくすることで侵入者に心理的な抵抗感を与え、犯罪被害を未然に防ぐことにも繋がるのです。

最も防犯性能が高いフェンスはどれ?

侵入者対策としては、登りにくいという点において縦張りフェンスが最も防犯性能が高いです。

空き巣などは車や徒歩で移動しながら下見を行うことが多いので、移動している人からの目隠し性能の高さも縦張りフェンスが侵入者対策に向いている理由の一つです。

とは言え、他のフェンスでもネットを張っておけば縦張りフェンスと同等以上の防犯性能を発揮してくれます。防犯効果だけを目的にフェンスの種類を限定しなくてもよいです。

オーニングやタープ、シェードなどの固定に使える

普通だとオーニングやタープ、シェードを屋根のように設置する際には支柱を作らないといけません。一方、フェンスがあれば支柱の役割を兼ねることができますので、一石二鳥です。

その取付方法は、建物の壁か窓枠にタープなどを固定する金具(フック)を取り付け、タープの反対側をロープなどでフェンスに結んであげるだけです。

簡易的に取り付けているだけなので、必要ない時は簡単に取り外すことができます。

また、取付金具はサッシに取り付けるマグネットタイプの物もあり、建物やデッキを傷つけずに屋根を張ることも可能です。

タープを付ける場合はフェンスの傷に気を付けよう

フェンスにタープなどを固定する際は、格子部分ではなく支柱部分や太い外枠部分にロープを結ぶようにして下さい。

細い格子部分に結ぶと雨が降った時にタープの重みで格子が折れたり、風にあおられた際に傷が付いてしまったりすることがあります。

特にソフトウッド製のフェンスは傷付きやすいので注意しましょう。

ウッドデッキのフェンスの高さはどのくらいが適切か?

ウッドデッキのフェンスは、どのくらいの高さにすればよいでしょうか?

大手のウッドデッキメーカーにおける既製品のフェンスを見ると、80~120cm、180cmくらいが多いです。それぞれどのような使い勝手になるのか、簡単に紹介します。

【80cm】目隠し効果はあまりないが、布団干しや転落防止にちょうどよい

80cmのフェンスは目隠しのためと言うよりも、お子さんやペットの転落防止やウッドデッキの見た目の向上を目的として設置されることの多いサイズです。

80cmというと大人の腰くらいの高さですが、小さいお子さんや小型犬の転落防止用としては丁度良い高さ。布団も高く持ち上げることなく干せます。

このくらいの高さだと日照や目隠し性能を気にする必要が無いので、フェンスの種類についてはお好みで選べばOKです。

【120cm】座ると顔が見える程度で、圧迫感もなくてくつろぎやすい

120cmと言うと、背の低い方では肩まで隠れてしまう程度、背の高い方でも胸くらいの高さはあります。

少なくともデッキ内にいる人の手元は隠せ、外から何をしているか分かりづらくなります。

小さなお子さんなら顔も見えにくくなりますし、お子さんのプライバシーもしっかり守れるでしょう。

頭は出せるくらいの高さですから外の景色も眺められますし、それほど圧迫感を感じることもありません。

ウッドデッキでゆっくりくつろぐにも目隠しをするにも丁度いいサイズで使いやすいです。

LIXIL フェンス(T=120cm)

LIXIL フェンス(出典:LIXILの公式ページ

【180cm】目隠し効果は高いが、日差しを遮り、圧迫感があるのがデメリット

目隠し効果はばっちりですが、中からも外が見えずらくなってしまうため圧迫感を感じやすい高さです。

また、これだけ高さがあると日照を遮ってしまう可能性が高く、ウッドデッキが暗くなってしまうと言うデメリットもあります。

180cmのフェンスはウッドデッキ前面に付けるより、ウッドデッキの側面に設置するのに向いています。

どうしてもこのサイズでウッドデッキの目隠し性能を高めたいという場合は、道路や隣家に面した部分にだけ設置し、他の部分は低めのフェンスを付けるのがおすすめです。

ウッドデッキのフェンス作りで事前に検討しておきたいこと

ウッドデッキのフェンスを施工する場合、大きさや材質などによりますが、10~40万くらいはかかります。

設置した後で変更するのは、費用的にも労力的にも大変です。

フェンス選びのポイントとして、事前に以下の3点をしっかり押さえておくと良いです。

それぞれについて、以下で詳しく解説します。

腐らない素材(ハードウッド、人工木、アルミ製など)で作るとよい

加工がしやすく値段も安価なソフトウッドは多くのウッドデッキに使われている人気の木材です。

しかしソフトウッドは柔らかい分経年劣化に弱く、特に木材の腐敗が起こりやすいというデメリットがあります。

値段は高くなりますが、ハードウッドや人工木、アルミなどの水濡れや湿気に強い素材の方が、長い目で見るとコストパフォーマンスが良いことが多いです。

もしフェンスの木材の腐食に気づかずにもたれかかってしまうと、支柱が倒れて落下し、大ケガをする可能性があります。フェンスの劣化が見られる場合はできるだけ早く取りかえるようにして下さい。

素材毎の腐食に対する強度比較

腐食に対する強度は「ハードウッド<人工木<アルミ」の順で強くなります。

ただし、見た目の人気は、個人の好みにもよりますが「アルミ<人工木<ハードウッド」の順で高くなっていきます。

どれも腐食に強い素材であることは変わりないので、見た目の好みと強度のバランスが丁度よい素材をじっくりと探してみましょう。

扉をつけると出入りが楽

ウッドデッキの周りをフェンスでぐるりと囲ってしまうと、ウッドデッキから庭に直接出ることができず不便です。

ウッドデッキの専門店などにフェンスと合わせて設置するための扉やステップなども売られていますので、快適さを求めるならそちらの購入も検討してみましょう。

蝶番(ちょうつがい)と扉の持ち手を購入すれば、フェンスと同じ材料でDIYすることも可能です。

なお、扉を内開きにしてしまうと狭めなウッドデッキではドアを開ける時につっかえてしまうことがあるので、自作する時は注意して下さい。

フェンスは後付け可能だが、本体が劣化していないことが条件

ウッドデッキのフェンスは床板や土台などに金具で固定するタイプの物が多いので、デッキ本体が劣化しているとフェンスが付けられない場合があります。

本体が劣化しているとフェンスが倒れやすくなってしまうため、まずは床板の張替えなどを済ませてからフェンスを設置するようにしましょう。

心配ならプロの業者にお願いして、見てもらうとよいです(相談・見積りまでは無料な場合がほとんどです)。

本体が劣化していても諦める必要はない

費用的な問題で本体の修繕が難しい場合は、庭の地面に設置するタイプのフェンス(立垣)を置くのも一つの手です。

その場合はフェンスをコンクリートや金具で固定したり、フェンスの脚をブロックや地面に挿して固定します。

場合によってはウッドデッキにフェンスを取り付けるより大掛かりな工事が必要になることがあるのが難点ですが、そういう方法があるということも覚えておくと良いでしょう。

後付けするには金具を使って設置する

通常ウッドデッキにフェンスを取り付ける時は、通し束柱というデッキの土台まで貫通する柱を取り付けることでフェンスの強度を高めます。

とは言え、後からそんな工事をするのは難しいので、後付けの場合はフェンス固定金具とビスを使ってウッドデッキの床板に固定します。

ウッドデッキに穴を空けて支柱を差し込むタイプの金具もありますが、浸水などによってデッキの土台が痛む場合があるため、あまりおすすめできません。

なお、取付金具は安価なものは1個1000円台から、しっかりした造りのものでも3000円前後で購入可能です。

ウッドデッキのフェンスの価格

ウッドデッキにフェンスを取り付ける際に気になってくるのが、フェンス取り付けにかかる費用です。

ここではウッドデッキにフェンスを後付けする場合の費用について解説していきたいと思います。

大まかな目安価格は、工事費込みで1mあたり3万円くらいから

フェンスの後付け費用の相場は1mあたり3万円~が目安。全体の費用としては全部込々で20万~40万円程度が相場となっています。

フェンスの材質やデザイン、大きさによって価格は異なるため、詳しくはプロのエクステリア(外構)工事業者に聞いてみるのが良いでしょう。

なお、DIYをする場合は材料費として横幅1mのフェンスが5000円~15000円、取付金具一式に3万円程度、工具が無い場合はそういった道具をそろえるお金も必要です。

フェンスのDIYもできるが、専門の施工会社にお願いするほうが確実

DIYの方が安くフェンスを取り付けられると思われている方もいるかもしれませんが、DIYは揃える物が多すぎてかなり面倒です。

ウッドデッキにフェンスを設置するには、木材などの材料だけでなくドライバーや鋸などの基本的な工具、加えて水平器などの専門的な道具までそろえる必要があります。

さらに、失敗してウッドデッキを修理しなければいけない羽目になる可能性もありますし、よほど腕に自信がある方以外にはDIYはおすすめできません。

当然プロの方がより安全性が高く長持ちもしやすいフェンスを付けてくれるので、プロのエクステリア(外構)工事業者にお願いするのがベストです。

まとめ

本記事では、ウッドデッキのフェンスの種類ごとの解説、フェンスを取り付けることのメリット、フェンスを選ぶ時のポイントなどを紹介しました。

フェンスには目隠しや落下防止、防犯、おしゃれさの演出などの効果があります。フェンスの設置にはある程度の予算が必要ですが、その分の満足感は高いです。

フェンスは後付けするよりも、ウッドデッキとまとめて工事するほうが設計の自由度が高く、費用も安く済みます。

ウッドデッキの設置を検討している方は、まずはプロのエクステリア(外構)工事業者に相談してみることをおすすめします(ほとんどの場合、無料で相談・見積もりできます)。

タイトルとURLをコピーしました